戦略的研究開発領域(Ⅰ)S-15(2016-2020年度)

分布モデル等を用いた現状の評価

PANCESで得られた研究成果の一部(各生態系サービスの現状を全国レベルで評価できるモデルの構築及びそれを活用した地図化。モデルは将来予測に利用する)を下記より参照できます。 なお、それぞれの成果の詳細・活用等についてのお問い合わせは、本ウェブサイト管理者( info(at) pances.net )までご連絡ください。

テーマ1

エコロジカル・フットプリントの分布(3次メッシュ)

  • 人間活動が地球環境に与える影響を示す指標であるエコロジカル・フットプリントについて、人口分布、家計消費等の統計データを用いて、全国の分布を1kmメッシュで計算した。
  • 計算結果は平成30年度の環境・循環型社会・生物多様性白書に掲載された。

作成者:テーマ1/橋本

備考:平成30年版 環境・循環型社会・生物多様性白書

テーマ2

登山SNS上の登山レコード数の分析

  • 陸上生態系のレクリエーションサービスの一つの指標として国内で最も規模の大きい登山愛好家向けSNS上の登山記録数を地図化した。
  • 国内で最も規模の大きい登山愛好家向けSNSから2016年9月までの11年間に登録された登山記録数を機械的に抽出し明確に山頂でない地点のデータを除外した後、二次メッシュごとに合計した。

作成者:サブテーマ2-1 饗庭正寛

備考:暫定版、データ未公表

オートキャンプ場存在確率分析

オートキャンプ場存在確率分析
  • 陸上生態系のレクリエーションサービスの一つの指標として国内のオートキャンプ場の分布を予測モデルにより地図化した。
  • 国内のオートキャンプ場の分布をキャンプ場ガイドブックより抽出し、その分布を元に現在の土地利用や人口分布によるオートキャンプ場分布推定モデルを作成し、その分布確率を2次メッシュ単位で推定した。

作成者:サブテーマ2-1 柴田嶺

備考:推定モデルはベータ版である。データ未公開

中学校の野外学習目的地までのトラベルコスト

  • 全国の中学校に宿泊を伴う野外学習の実施についてアンケート調査を実施し、その回答結果により野外学習の目的地の分布を地図化した。また、中学校から目的地までのトラベルコストを国土交通省が公開している「OD別交通サービス水準」により推定した。
  • これらにより、陸上生態系の教育的価値の一つの指標として全国の中学校の野外学習の目的地の分布と、目的地までのトラベルコストを地図化した。

作成者:サブテーマ2-1 柴田嶺

備考: 推定モデルはベータ版である。 データ未公開

水稲生産量の分布(現状)

  • 作物統計から自治体ごと、年ごとの水稲の単収・作付面積を計算し、それをPANCESで作成した土地利用メッシュの水田に割り当てた。
  • これを基に各年の気象、農地周囲の土地利用、人口分布との単収・作付面積の関係を機械学習法(Random Forest)で推定するモデルを作成し、これを用いて1981-2010年の平均的な気象条件、2010年の人口分布条件、PANCES土地利用の元での水稲生産量を推定した。

作成者:テーマ2/森林総研 小黒 芳生

備考:推定モデルはベータ版である。 データ未公開

レタス生産量の分布(現状)

  • 作物統計から自治体ごと、年ごとのレタスの単収・作付面積を計算し、それをPANCESで作成した土地利用メッシュの農地に割り当てた。
  • これを基に各年の気象、農地周囲の土地利用、人口分布との単収・作付面積の関係を機械学習法(Random Forest)で推定するモデルを作成し、これを用いて1981-2010年の平均的な気象条件、2010年の人口分布条件、PANCES土地利用の元でのレタス生産量を推定した。

作成者:テーマ2/森林総研 小黒 芳生

備考:推定モデルはベータ版である。 データ未公開

スギ材積の分布(現状)

  • 森林生態系多様性基礎調査データを森林総研が公開している幹材積計算プログラムに当てはめ、各調査地点ごとにスギの面積あたりの材積を計算した。これを調査地点の土地利用・気候・周囲の人口・傾斜・土壌から予測する機械学習モデルを作成した。
  • このモデルに1981-2010年の平均的な気象条件、2010年の人口分布条件、PANCES土地利用メッシュ・土壌条件・傾斜を当てはめ、 森林の供給する木材生産サービスの指標として、スギの材積を地図化した。

作成者:テーマ2/森林総研 小黒 芳生

備考:推定モデルはベータ版である。 データ未公開

ヒノキ材積の分布(現状)

  • 森林生態系多様性基礎調査データを森林総研が公開している幹材積計算プログラムに当てはめ、各調査地点ごとにヒノキの面積あたりの材積を計算した。これを調査地点の土地利用・気候・周囲の人口・傾斜・土壌から予測する機械学習モデルを作成した。
  • このモデルに1981-2010年の平均的な気象条件、2010年の人口分布条件、PANCES土地利用メッシュ・土壌条件・傾斜を当てはめ、 森林の供給する木材生産サービスの指標として、ヒノキの材積を地図化した。

作成者:テーマ2/森林総研 小黒 芳生

備考:推定モデルはベータ版である。 データ未公開

テーマ3

自然資本と対応した漁獲量(アワビ,現状)

  • 市町村別漁獲量統計など、マップ構築に必要なデータを収集してマップ化し、各自然資本当たりの漁獲量を供給サービスとして算定した。

作成者:テーマ3

備考:データ未公開

沿岸域の炭素吸収量の評価(現状)

  • 堀ほか(2017)に基づき、 全国7地域の自然資本(各地域の藻場)のタイプごとの単位面積当たりの年間炭素吸収量の値(原単位)を算出し、各藻場の面積に乗じて計算した。

作成者:テーマ3

備考:データ未公開

水浴場と砂浜の分布と浸食(現状)

  • 環境省、るるぶ、小口他のデータを収集し、全国的な海水浴場と自然資本としての砂浜の分布及び変化(1910年代~現在)を地図化した。

作成者:テーマ3

備考:データ未公開

テーマ4

ソバ生産に関連する農地・森林生態系のレジリエンス価値(現状)

  • ソバ畑における花粉媒介者の個体数、ソバの実の結実率、そしてその周辺に位置する森林環境の生態学的データをレジリエンス価値導出モデルに適用することでその価値を導出した。
  • 農地周辺に位置する森林の花粉媒介者への生息地供給機能をレジリエンスの視点から把握し、それを経済価値として評価したものを全国地図上に掲載した。

作成者:テーマ4/松下京平(滋賀大学)・滝久智(森林総合研究所)・山根史博(広島市立大学)・浅野耕太(京都大学)

備考:データ未公開

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