平成28年度戦略的研究開発領域課題(S-15)

自然資本・生態系サービスの評価事例の紹介

人の生活は、その地域の生物多様性を基盤とする生態系(≒自然資本)と、そこからもたらされる生態系サービスに多くの部分で依存しています。例えば里地・里山・里海のような場は、食料の供給のほか、気候の安定、文化的な暮らしの維持において重要な機能を果たしています。そこで、この自然資本や生態系サービスについてその量や経済的な価値を把握・評価し、さらにはそれらの将来の状態を予測することで、適切な施策やその組み合わせ等を検討し、もって地域の課題や行政課題を解決しようという動きが生まれています。生物多様性地域戦略はそのような横断的な施策を動かすための計画として、多くの地方公共団体で策定され、それに基づいた取組が行われています。

海外でもこのような生態系サービスに関する評価とその施策への反映の取組が実施されており、わが国においても今後の参考となるものは少なくないと考えられます。以下では、本研究プロジェクトにおいて収集整理した海外事例について紹介します。

事例はいくつかの行政課題で類型化し、各地域で取り組むべきと考えられる課題の区分から、個別の参考事例が参照できるようにしました。また、生物多様性地域戦略の検討の参考となるように、戦略に示された施策・取組の分類からも参照できるようにしています。

  1. 行政課題の類型から探す
  2. 生物多様性地域戦略の施策・取組から探す
  3. 事例の一覧から探す