ブックタイトル生物多様性地域戦略に関する自治体全国調査

ページ
11/158

このページは 生物多様性地域戦略に関する自治体全国調査 の電子ブックに掲載されている11ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

生物多様性地域戦略に関する自治体全国調査

分の3以上の割合を占めています(図21-1〜21-5)。一方、「人口統計・推計」については知見や情報が充実しているという回答が多かったにも関わらず、十分に活用されているとする回答は半数未満でした(図22-1〜22-5)。地域戦略の策定に必要な知見や情報の入手方法やきっかけについても、自治体職員の方の回答と策定委員会委員の方の回答とで概ね傾向が一致しており、参加型の取組のうち「検討委員会や策定部会など」が「重要であった」「ある程度重要であった」とした回答が特に多く(95%)、「地域の情報・活動拠点の整備」および「他の市区町村や都道府県を含む広域ネットワークへの参加」を除く他の項目については「重要であった」「ある程度重要であった」とした回答が7〜8割を占めていました。「地域の情報・活動拠点の整備」が重要であったかについては、自治体職員においては48%が「重要であった」と回答しているのに対し、策定委員会委員においては76%が「重要であった」「ある程度重要であった」と回答しており、委員の方が重要性を高く評価する傾向がみられました。また、「他の市区町村や都道府県を含む広域ネットワークへの参加」については、いずれも「重要であった」「ある程度重要であった」とする回答が半数程度でした(図23-1-1〜23-6-1)。最後に、地域戦略の策定、実施や改定に求められる知見や情報の入手や活用を進める上での課題については、人材不足(自治体職員83%、策定委員会委員73%)、必要な知見や情報の不足(自治体職員78%、策定委員会委員72%)という回答が特に多くみられました(図26-7、26-1)。3生物多様性地域戦略推進における課題と取組方法、および伝統知・地域知の活用<課題と取組方法>「生物多様性地域戦略の策定において重視された生態系サーピス」について伺った質問では、「農産物」(供給サービス)、「水の調整」や「災害の緩和」(調整サービス)、「教育」、「景観」、「観光・レクリエーション」(文化的サービス)と回答された方が多い傾向がありました(図20)。「生物多様性地域戦略において、地域にとって重要な自然(種・環境・活動拠点)の全てを新規や既存の取組の強化として取り上げられたか」について伺った質問にでは、約80%の方が「すべて取り上げた」あるいは「ある程度取り上げた」と考えていました。一方で、策定委員会委員の11%の方が「あまり取り上げられなかった」と考えていました(図19)。─77─